腕時計のガラスには、モデルによっては、無反射コーティングが施されていて
反射を抑える機能があります。
ですが、経年劣化により、コーティングが剥がれてまだらになってしまうことがよくあります。
上記は、修理のご依頼があったスピードマスターマーク40コスモスです。
コーティングのまだらな状態を回避すべく、新しい風防を交換するとコストがかかるので
全部コーティングを剥がせないかというご相談を受けることもあります。
コーティングを剥がすことは可能なのですが、工賃は発生してしまいます。
そこでおすすめなのが、ガラス保護フィルムです。
今回は当店で販売している曲面ガラス対応の29mmの保護フィルムを貼ってみました。
まだらなコーティングがなかったようにクリアになりました。
ただし、無反射機能はなくなりますので、光は反射してしまいます。。
コーティングを剥がしても同じことなので、時計を傷つけずに
安価で対応するにはおすすめです。
側面から見るとフィルムが貼ってあることがわかります。
フィルムの詳細は下記よりご確認ください。
https://www.chronoagent.com/film/protection_film.html