2022年12月5日月曜日

腕時計のガラス保護フィルムは、まだらなコーティングもクリアにします。

腕時計のガラスには、モデルによっては、無反射コーティングが施されていて

反射を抑える機能があります。

ですが、経年劣化により、コーティングが剥がれてまだらになってしまうことがよくあります。


上記は、修理のご依頼があったスピードマスターマーク40コスモスです。

コーティングのまだらな状態を回避すべく、新しい風防を交換するとコストがかかるので

全部コーティングを剥がせないかというご相談を受けることもあります。


コーティングを剥がすことは可能なのですが、工賃は発生してしまいます。

そこでおすすめなのが、ガラス保護フィルムです。



今回は当店で販売している曲面ガラス対応の29mmの保護フィルムを貼ってみました。



まだらなコーティングがなかったようにクリアになりました。

ただし、無反射機能はなくなりますので、光は反射してしまいます。。

コーティングを剥がしても同じことなので、時計を傷つけずに

安価で対応するにはおすすめです。


側面から見るとフィルムが貼ってあることがわかります。

フィルムの詳細は下記よりご確認ください。

https://www.chronoagent.com/film/protection_film.html



2021年3月5日金曜日

Sinnのメーカー修理料金が値上げします。


2021年4月1日より、Sinnのメーカー修理料金および外装部品代が値上げします。

例)レマニア社製ムーブ:¥96,000→¥120,000 

    *正規保証書有りの場合は¥48,000→¥60,000

  チタン製リューズ:¥17,000→¥20,000


リューズやプッシュボタンなどの交換をご検討されている場合は、早めにご相談ください。
なお、当店の修理料金に変更はございません。

料金の詳細は下記をご覧ください。

https://sinn-japan.jp/news_20210219.html

2019年6月15日土曜日

腕時計の風防を傷から守る専用保護フィルムの3つの効果





当店でご好評をいただいている腕時計風防保護フィルム。
風防に貼ることで、以下の3つの効果があります。

擦り傷から守る・・・貼ってあることに気付かないくらいの薄さながら、傷から守ります
高い視認性・・・・・文字盤の視認性がよりクリアに
指紋がつかない・・・触っても指紋が残りません

特にSinn156やスピードマスターなどのプラスチック風防は傷つきやすいのでおすすめです。

 


サファイアガラスは傷がつきにくいのでなくてもよいのですが、保護している安心感や視認性がUPすること、つけても見た目が変わらないことから、人気です。



フラットな風防用と、ドーム型などの曲面タイプの風防用の2種類あります。
サイズも20から45mmまで1mm単位であるので、ほとんどの腕時計に対応します。

貼り方やお客様のご感想などは、下記よりご覧ください。
http://www.chronoagent.com/film/protection_film.html

2018年5月28日月曜日

レマニア5100モデル(Sinn156,Sinn157,Sinn142,Sinn EZM1,チュチマミリタリークロノグラフなど)の精度の目安




現存するレマニア5100モデルは、いずれも発売から時間が経っているものばかりです。 
当店に修理依頼される際、高い精度を期待されているお客様もいらっしゃいますが、旧いモデルのため、5~6年程度で定期的にメンテナンスを受けていない場合は、新品時のような高い精度での納品が難しいのが現状です。 

一般に心臓部である「テンプ」というパーツの天真が摩耗したり、曲がってしまっていることが多いのですが、テンプ一式のパーツ代が¥60,000ほどと高額なため、安易に交換をお勧めしておりません。



ゆえに、お預かり時のコンディションにもよりますが、日差30秒以内が精度の目安となります。 
レマニア5100モデルの部品も入手困難になってきていますので、定期的にメンテナンスをしながら、精度を維持していただくことをお勧めします。


2014年3月29日土曜日

Sinn修理に有効な正規保証書の見分け方


同じSinnの保証書でも、国内では有効と無効のものが。。


Sinnの保証書は、主に国内正規代理店発行のものと、海外発行のものがあります。

海外発行のものは、国内正規代理店(株式会社ホッタ・インターナショナル)では、 残念ながら無効で、並行品扱いとなり、正規品価格で修理を受けられません。

また、国内の正規保証書をコピーして販売店が独自の保証書として発行しているケースもあります。こちらも、もちろん無効です。見た目が同じ黒い保証書なので、正規保証書と間違えやすいですが、発行元に国内正規代理店名(株式会社ホッタ・インターナショナルやPX株式会社など)が記載されていないので、注意しましょう。

ですから、店舗やオークションなどで、中古品で購入するときには、正規代理店発行の保証書の有無は必ず確認したいところです。


★海外発行のSinn保証書

プラスチック製でクレジットカードと同じサイズのものが多いです。









★国内正規代理店発行の保証書


 

 二つ折りになっています。
流通している保証書のほとんどが、前代理店のPX株式会社発行のものです。




 
たまに、販売店の捺印がないことがありますが、
その場合は、無効になる場合もありますので、ご注意ください。


2014年3月22日土曜日

Sinnの正規修理料金を値下げしました。

   

Sinnの国内正規代理店である「ホッタインターナショナル」より、 

Sinnのメーカー正規修理料金の値下げの案内がありました。 

2014年3月より適用されています。 
当社修理料金との比較表は下記のとおりです。 


Sinnのメーカー正規修理料金(税抜)                  

モデル 機能 並行品料金 正規品料金 当社修理料金
機械式 3針 スタンダード ¥43,000 ¥22,000 ¥25,000
GMT,レギュレーター ¥48,000 ¥25,000 ¥28,000
クロノグラフ スタンダード ¥68,000 ¥35,000 ¥35,000
GMT,トリプルカレンダー ¥73,000 ¥38,000 ¥40,000
パワーリザーブ付、スプリットセコンド ¥82,000 ¥42,000 ¥45,000
レマニア社製ムーブ ¥77,000 ¥40,000 ¥38,000
部品交換技術料 ¥10,000 ¥6,000 メーカーと同じ


上記より、正規品については、当社で修理よりメーカーで修理するほうが安くなります。
*正規品としてメーカーに認められるには、国内代理店発行の正規保証書が必須です。

並行品については、まだまだ価格差がありますので、当社にご依頼いただくことをお薦めします。
Sinnのモデル別の修理事例、修理料金は下記をご参照ください。

http://www.chronoagent.com/ohsinn.htm




2014年2月23日日曜日

Sinn EZM1のベゼルのデザインが変わりました。


当店で修理のご依頼の多い時計の1つ「Sinn EZM1」。




お客様から、オーバーホールとともにベゼル交換のご依頼がありました。
当店でのオーバーホールが完了しメーカーに外装部品の交換を依頼したところ
ベゼルについて、下記2点の変更の連絡がありました。

価格変更:25,000円→30,000円
仕様変更:夜光のポイントが新タイプになります


仕様については、三角のマーカーから
復刻版で使われた三角の下の部分をカットしたタイプになります。
それに伴い夜光もトリチウムからルミノバに塗料が変更になります。
ベゼル交換の際はご注意ください!

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